近代社格制度

近代社格制度とは

近代社格制度とは、明治維新以降、新たに神社を等級化した制度である。第二次世界大戦後に廃止されたが、「旧社格」などの名称で神社の格を表す目安とされている。上記が全国の近代社格制度の等級別をまとめた地図になる。(戦前の日本の制度なので、戦前日本領であった台湾・朝鮮・樺太などにも等級化された神社はあったが、日本全国の神社巡りの主旨からここでは省略をさせていただきます)

官幣大社・国幣大社

格が高い官幣大社・国幣大社であるがどうでしょうか。
知名度の高い神社が多いが、あまり聞き覚えのない神社もあるのではないでしょうか。
格が高いということは、知名度が低くとも由緒正しい神社です。
近代社格制度を全部回るのも相当の時間がかかりますが、ぜひピックアップするなら、この官幣大社・国幣大社からをおすすめします。
特に京都市を中心に近畿圏を巡る際は、量も相当数あるのでお勧めします。
格が高い神社は、日本の歴史や文化の重要な一面を体現し、神道の伝統や信仰が息づいています。そこで行われる祭祀や儀式は、日本の神秘的な世界を感じさせてくれるでしょう。訪れる際には、その神社の歴史や背景についても学んでみると、さらに神聖な雰囲気を味わえるかもしれません。
また、知名度が最も高いといっても過言ではない、伊勢神宮が社格に入っていませんが、全ての神社の上に立ち、社格のない特別な存在と規定されているため、別格扱いにされています。

官幣中社・国幣中社

官幣大社は近畿圏を中心に多く、ない県もたくさんあったが、官幣中社・国幣中社ともなると、地方にもたくさん広がりを見せています。
中には厳島神社・鶴岡八幡宮・太宰府天満宮など有名どころも連なっています。
格は官幣大社・国幣大社に劣るが、地方の重要な神社では独特の歴史や文化を感じることも多々あり。是非、地方に行く際は、神社を調べてから旅行すると、より深い理解と感動を得ることができるでしょう。

官幣小社・国幣小社

別格官幣社

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